2008-01-01から1年間の記事一覧

★本日★除夜舞★ちょっと出ます

★除夜舞★明大前キッドアイラックホールで八時十五分から一時まで。 大串孝二さんのときにちょっと出ることになりました。 徳田ガンさんが続けている企画です トリは及川広信さん 他には岩名雅記さん、若尾伊佐子さん、吉本裕美子さんなど、見応えのある出演…

太刀川瑠璃子さん、藤井公さん

太刀川瑠璃子さん。少し前までお元気でした。優しい雰囲気を漂わせ、上品な方でした。御冥福をお祈りします 藤井公さん。五井輝さん追悼のことをお話ししていたのはついこの間。安らかに天国で五井さんと語られますように、お祈りします イブは毎年ニコライ…

くるみ、TARO賞、M-Laboratory

12月20日 ●松山バレエ団『くるみ割り人形』森下洋子が踊る別れの場面は、テクニックを超えた表現の世界があり、感動的だった ●NBAバレエ団『くるみ割り人形』続けて見ると、松山の作品の独特さがよくわかる。芦笛の一人、佐藤香織が期待できそうだ 12月21日 …

壺中天『ヤマウマレビト』

大駱駝艦の稽古場で小劇場の壺中天は若手公演を続けているが、いつも満席、一杯に人が入り冬でも熱気が満ちている 今回はもう第29回。よく続いている。入って四年の若手女性、鉾久奈緒美の発案による公演。これまでは一人が全体を振り付けるものだったが、今…

GEライブ終了。皆様に感謝します

12月15日 ●ケラマップ。やはりケラリーノ・サンドロビッチはおもしろい。うまい。本が最高 12月18日 ●新宿ゴールデンエッグのライブには及川広信さんを始め多くの人が来ていただきました。感謝します ゲストの田中崇士さん、徳久ウィリアムさんありがとう 曲…

*p1*ティツィ、井上みちる、類語辞典 12月12日 ●ティツィ@セッションハウス。会場を紹介してチラシを作ったり協力した。巨大なバラの花を付けたり、髪を物凄い長さに結った姿(鬘だが)など、美術的発想力がおもしろいと思う 12月13日 ●勅使川原三郎『ない男…

百合子、黒沢美香、河村悟

12月5日 ●百合子の独舞、テルプシコール。技術はないが何かある存在感。か弱くまた強い。立って跳ねた部分はいまいちだが、それまでは静かな強さを感じた 12月6日 ●他動式をセッションハウスで。黒沢美香の動きはなぜこれほど他と違うのか。それは体自体が確…

ラスコーの壁画と靴、再び

12月2日 ●明大前キッドアイラックで美術家大串孝二の『ラスコーの壁画』。及川広信、オトギノマキコが客演した。大串は墨流しの平面作品を床に配し、金属線で吊したテーブルに打った釘にかけたゴムを弾き、音をたてる。及川は白いスーツに帽子とステッキ姿で…

白井剛、とりふね、ST、文殊ほか

28日 津田ホールで白井剛とアルティメット四重奏団によるジョン・ケージ『アパートメント1776』の再演。白井が楽団の中心から正面に立ち、こちらに向かってきて倒れるときが、素晴らしかったが、後は戯れの印象が前回と変わらなかった。やりたい感覚はわかる…

漁樵問答、未國

27日 ●西川会60周年記念舞踊会を歌舞伎座で。西川扇蔵、箕乃助父子による『漁樵問答』。老いた樵(きこり)と若い漁師が出会う。樵は酒を呑み、漁師は玉手箱を開けるとあら不思議、樵は若返り、漁師は老人に。扇蔵の安定感たっぷりの舞に箕乃助の若い張りの…

高橋理通子、ナチョ、テラアーツ

23日 ●砧老人ホームの歌伴の後、竹橋の近代美術館で美術評論家協会のシンポジウム。批評を問うテーマとパネラー柄谷行人ゆえか満杯。いつのまにか公、左翼などがテーマにと、あちこち流れたが、面白い。 ●そして向ケ丘遊園で高橋理通子の舞踏。吉本大輔組だ…

Vermeer,Hammershoi,TCAF,CAVA

携帯からでタイトルに制限があり、失礼 22日。 ●フェルメール展は四か月やっているからと思っていたらそろそろヤバイ。九時開館に八時半から並べばすいた状態でいくつか見られるという目論みは当たり、最初に『小路』に向かうと二人。堪能。七点いずれも一度…

羽布団

親の家などでたまに羽布団を使ってみて、軽いけど暖かくないと思っていた。そうしたら、使い方が違っていた。最近、掛け布団がダメになり、ネットで安い一万の羽布団を買ったら、説明書が入っていた。そのとおりにしたらかなり暖かい。 要は肌側に直接かける…

モレキュラー、フラメンコ

11.9日、八戸の豊島重之が主宰するモレキュラーシアターの公演が月島のテンポラリーコンテンポラリー、ギャラリーで開かれた 実験的なパフォーマンス舞台をつくってきた豊島は、今回メイエルホリドとジャン・ジュネのテクストと朗読、投影とダンスにより、芸…

天鶏、日芸、柳下規夫、袈裟とー

●11.7金曜はダンスコントラステ「真夏の夜の幻」@吉祥寺シアター、酒井はな、西島千博という豪華ゲストのモノクロームな舞台を楽しむ。 終わって写真家池上直哉とハモニカ横丁。舞台評は東京ダンススクエアのサイトに掲載予定 11.8は四ヶ所を予定 ●舞踏舎天…

西川箕乃助「染殿の后」国立劇場

「常磐の老松」は古典を押さえた作品だが、腰を落とした姿に父西川扇蔵を見た。そして「染殿の后」は西川箕乃助の挑戦が日舞の伝統と重なって、かなりいい作品に仕上がった 今昔物語に題をとるのは芥川以来考えつくだろうが、御簾の下がる小舟のように反った…

海の案山子@黒金閣

とりふね舞踏舎のアトリエ公演。といっても立派な半屋外劇場は満員。地域型で支持者を集める力は凄い。大磯駅から十分ほどだが、山に上がる別荘地の趣きを見せる。駅反対側はロングビーチで有名な湘南海岸といいロケーション。 若手の女四人男三人に最後に三…

素劇 あゝ東京行進曲@浅草木馬亭

劇団1980の傑作芝居。戦前活躍した歌謡歌手、佐藤千夜子の生涯を描く物語。結城亮一の原作に藤田傳が脚本、関矢幸雄の演出。東北から14歳で上京した娘がチャンスを得て日本最初のレコード歌手として成功。新民謡といわれるポピュラーの走りを歌って活躍する…

大野フェス、横トリ、若尾伊佐子

大野フェスティバル2008が25日土曜日に幕を閉じた。今回は舞踏のみならずコンテンポラリーダンスなどさまざまなダンスで、屋外、艀など、バンクアート周辺、港横浜という環境を生かした企画が多く、楽しんだ。特に艀に船で登場した上杉満代は鮮烈だった。山…

DANCE-X 08

青山円形劇場でのダンス交流プログラムは、日韓加三ヶ国のダンスのいま、を切り取ろうとする試み ●韓国のキム・ユンジョン「Meeting You」。赤い紐が舞台を左右に横切り、何か期待させるが、女性の編まれた服が解けて裸が次第に見えていくという発想はステレ…

肉体の大バーゲンセール

旧名、古澤栲、いまは、首くくり栲象。彼と、飯田晃一による舞台。栲象のパフォーマンスである首吊りがメインで、飯田がどう絡むかというのが見どころ。バーゲンセールに絡むチラシと上から値札のついたモノがぶらさがる舞台、ハンモックに大売出しの旗、褌…

グーグーだって猫である

ようやく見ました。犬童一心監督、小泉今日子、上野樹里、森三中出演。僕も出演?写っています。大島弓子原作で、エキストラで出ました。昨年春吉祥寺で撮影。ブログにロケ弁載せました。 公開になった映画は大島弓子のマンガ群と『グーグーだって猫である』…

白桃房@大原福祉作業所

友恵しづねと白桃房は以前から福祉関係施設で舞踏のワークショップなどのボランティア活動を国内外で行っている。アフガニスタン、ベトナムなど海外でも活動しているが、今回、世田谷の大原福祉作業所で、秋の祭りに知的障害者たちと舞台を作り発表した。 祭…

雷避墓

法事で焼津の永豊寺に行った。雷避けの墓があるというので見に行った よくわからないが石で組んだ庵のなかに石の人形のようなオブジェが詰まる 奇妙な感触に、思わずゾクっと来る こういうわけわかんないのって何げにあるよね詳しくは焼津のサイトにあるから…

タマンドゥア公演ありがとう

みなさま 公演に駆け付けてくださって、ありがとうございました また、あちこちに転送いただき感謝します タマンドゥアの舞台は、マチネはほぼ満席、ソワレは補助席も出る大盛況で、車椅子で来られた山口昌男さんにもシンポジウムで絶賛いただき、多くの観客…

五井輝

この五月に亡くなった舞踏家五井輝の追悼会が31日、プランBで開かれ、百数十名が集まった。モダンダンスから舞踏に進み、土方巽を敬愛した、心優しき舞踏家だった お会いして五年くらいだが、時に厳しく優しい北海道生まれの男は終戦の年生まれ、六三で世を…

志賀育恵、小川水素、シアターカイ

・東京シティバレエのプリマ、志賀育恵がオーストラリア国立バレエへの一年間の研修を終えて帰国、報告会が開かれた。みな欧州志向のなか、敢えてオーストラリアで、年間百公演をこなしたという。成果が楽しみだ ・両国シアターカイのフェスが始まった。ドイ…

ダンスがみたいインターナショナル@神楽坂

明日でダンスがみたいインターナショナル版@神楽坂ディプラッツが終わる。玉石混交だが楽しかった。キュレイターの鶴山欣也に乾杯。よくここまでやった、いや、まだ、明日の舞台はかなり期待できる。スペインなど。行きます 写真は世界の岡本太郎。ラテンだ…

生きてる美術

横浜関内の神奈川県民ホールギャラリーで、「生きてる美術」展が開催されている。26名の美術家の展示、そしてパフォーマンスなどが行われている。 八月十日は藤井マリの舞踏と万城目純らによるパフォーマンスだった 万城目・相良ゆみのパフォーマンスは、彼…

開座@ギャラリーコンシエール

岡庭秀之率いる開座はアングラを継承する一団。寺山修司に憧れ上京したら亡くなったゆえに、気合いはなかなかだ 剃髪系の若手組に混じり、貞森裕児の踊りはしっかり厚みがある。玉野黄一の舞台などで鍛えた存在感はさすがだ なかで長谷川六がゴッドマザーの…