天鶏、日芸、柳下規夫、袈裟とー

●11.7金曜はダンスコントラステ「真夏の夜の幻」@吉祥寺シアター、酒井はな、西島千博という豪華ゲストのモノクロームな舞台を楽しむ。
終わって写真家池上直哉とハモニカ横丁。舞台評は東京ダンススクエアのサイトに掲載予定
11.8は四ヶ所を予定
●舞踏舎天鶏「おかしとかがみ」は神楽坂シアターイワト。抑えた動きが静かに立ち上がる。ストイックすぎるが、そこに一つの世界は確実にる。曽我傑の音、夢は夜ひらくが久しぶり。擦れ声に宇多田を思ったり
日大芸術学部の身体に関するシンポ「身体表出」、そして大野慶人がソロ、さらにコロンビア、テアトロ・コルポのデイレクターが急にソロ。語りの入る動きは演劇的訓練メソッドのようだがなかなかおもしろい
●さらに柳下規夫(やぎした)の舞台、心中二題を草月ホールで。一つ目はラストの縛り逆さに抱えた女性との対照がなかなか美しい。二つ目は曽根崎心中、宇崎竜童版。八十年に渋谷ジャンジャンで初演して高く評価された
昨年宇崎のフラメンコ版を見たが、これが原型。バレエ団シャンブルウエストの川口ゆり子のバレエ的動きと柳下の時に奇妙なコントラスト。後半次々と舞台に刺さる彼岸花は印象深い
さらに渋谷ルデコで夢見心地一回公演「袈裟と盛遠」に行くが、間に合わなかった。やはり四ヶ所は難しい。
凪にて豚足、焼きラーメンで飲む。旨い

写真はその舞台美術、いしづかんな作
志賀信夫
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