2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

追悼・大谷浩己

今日、3月24日、大谷浩己が亡くなった。明日友人たちと見舞いに行く予定だった。 大学時代に知り合った。本を契機に集った仲間だった。その後、グルメライター、食味評論家として活躍した。そのなかで、ワインを知るためにボルドーに暮らした。戻って書いた…

大橋可也、OM-2

★3月7日 ★学会から飛んで横浜桜木町。ここで大橋可也が音楽とダンサーズで、屋外公演 駅そばの駐輪場、金網に囲まれた二つの空間。檻の中。まず一つでドラムとソプラノサックス二本によるジャズ。テーマが考えられたインプロ演奏。現代音楽寄りのジャズで、…

解体社、踊りに行くぜ、舞踊学会

★3月5日解体社。アトリエ・スペースカンバス公演 冒頭で黒い紙に文字を書く青年の持つ雰囲気、細い横目の表情がインパクト。恐い。後半、観客に出演者が絡む場面は、この劇団の特徴である強い緊張感に対して緩くなるので、もう一場面ほしかった。絡むのが女…

玉井康成、上杉満代、ザイム

★戻るが2月27日は東中野ポレポレ座で玉井康成。首と体を左右に振りつつ歩む姿は装われたものにも見える。しかし吊した袋から鶏が覗きじたばたする下、テーブルに絡み、不安定に揺らぎつつに立つ姿には、踊ること、表現すること、生きることは、このように揺…

おやじカフェ、オセロ、二パフ

三月一日はいそがしい ★池袋、東京芸術劇場でク。ナウカ宮城聰のオセロを韓国のイ・ソンテク演出で上演。美加理のデズデモーナの魅力が立ち、後半の狂言からさらに盛り上がった。韓国音楽家の声が美しく響き、加藤訓子の演奏も光る 和太鼓は最後のキメで合わ…