海の案山子@黒金閣

butoh-art2008-11-04


とりふね舞踏舎のアトリエ公演。といっても立派な半屋外劇場は満員。地域型で支持者を集める力は凄い。大磯駅から十分ほどだが、山に上がる別荘地の趣きを見せる。駅反対側はロングビーチで有名な湘南海岸といいロケーション。
若手の女四人男三人に最後に三上賀代登場
音楽はかなり雰囲気を作るが、三上以外の体はまだ弱い
なかで岩田尚子、多屋民、嶋田勇介が存在感を見せた
タイトルは皮肉なのか弁解なのかわからないが、しかしこの恵まれた場は、さらに生かされると、舞踏の新たな一つの場を作っていけるのではないか
四十分ほどの公演だが、500円のワンコインシアターで、マチネは若手狂言の公演だったらしい。いい試みである

写真は今月28、29に新国立劇場で行われるとりふね舞踏舎公演のチラシ
志賀信夫4-B