2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴォイスパフォーマンスフェス

●たぶん世界で初めてのヴォイスパフォーマンスのバトル、V-1 GPが東京よつやのコア石響で開かれた。 司会に呼ばれて大変だったが、間近でリアルなプレイが見れて面白かった 特に瀬尾亮はドライブ感があり、カッコイイ。岸川恭子もジャズ・スキャットの発展系…

ケルパー、古舘奈津子

●サシャ・ヴァルツ『ケルパー』埼玉芸術劇場。体をテーマにさまざまな限界に挑戦。オブジェ的に扱うからこそ体が立つ作品。交互に重なった人間ミルフィーユ、さかしま下半身、皮膚肉リフト、肉体ショーケースなど、眩暈のする光景が展開する。黒板など、ボイ…

島田衣子はやはりいい

・日曜は井上バレエ団『眠れる森の美女』。島田は土曜のキャストだが、藤井直子の怪我で連日公演。 ちょっと幾何学的にも見える腕の動きのキレは抜群。また急に反るなどの素早い動きにも特徴があり、アクロバティックな場面も美しい。 オペラ座のエマニュエ…

踊るなと体は言う。黒沢、東野

・黒沢美香ダンサーズの舞台が始まった。初日は美香のソロ 下手奥隅に音響のサエグサユキオが座る舞台に、上手から現われる。黒い七分のパンツに白い透ける上衣、ひっつめて一本に編んだ髪を垂らし、場を確かめるように歩き、静かに動き始める。踊りらしい動…

Abe M'aria.柴田武、花嵐、相良

・16日月曜休日はアベさんのミニ公演とセッション。インプロでドン。男女各二人にアベ、ゲストにユン・ミョンフィでベタノリダンス。音楽に合わせて振りに合わせた群舞。遊び心満載のダンスは楽しい ・火曜は言語学者柴田武先生のお通夜。ユーモアがあふれ楽…

画龍天晴、輝く未来、唐ゼミ

横浜・ザイムのエテロトビアは一部で失礼。間にギターの増田直行さんの舞台『画龍天晴』が同じくザイムであったのでハシゴ。ギター、バイオリンと生歌に紙芝居のような不思議なモード。 日曜15日は森下スタジオで輝く未来の始動。荒木志水は裸身の後白塗りす…

大辻清司、ブラハ、エテロトビア

・写真家大辻清司は実験工房、タケミヤ画廊、美術家とのコラボでも知られるが、舞踏家も撮影している 松とう美術館で16日までの個展では、さらにさまざまな仕事を示しおり、いかに芸術的に優れた写真家かがよくわかる ・道を下りブンカムラでプラハ美術館展…

滝田、ダニエラ@ダンスがみたい

神楽坂ディプラッツのダンスがみたい9。滝田高之の舞台とオーストリアのダニエラの舞台、どちらも見応えがあり、超お薦め。 滝田はゴキブリコンビナートのメイン役者でもあり、その下ネタと破天荒さはお墨付き。今回は初の集団公演。逃げ惑う観客、飛び出す…

人間◆失格

ポツドールを久しぶりに見る。見たい劇団はいくつかあるが、やはりダンスに押されてなかなか見られない。代表の三浦大輔は賞もとり公共ホール、だがあの強烈なリアリズムは健在。携帯、テレビ、コンビニという三種の神器、そしてセックスと金が現代の神であ…

池田龍雄vs光田由里、澁澤見たい

携帯タイトルに制限があって舌足らず失礼 銀座ギャラリー58で池田龍雄展。八十に近い美術家だが、六十代にしか思えない。作品もパワフル。トークは光田由里さんと松澤宥について。音会などの当時のパフォーマンスについて生き生きと伝える。光田さんもなかな…

百人組手、藤井マリ、ココ●テン

昨日の自由即興フェスタ、タイトルなぜか新・即興の日としてしまったが、それは五グループの一つ。ボケていたのか、すみません 出演者の一人、赤田晃一さんが百人組手をやっている。即興音楽をやる人百人と五分ずつのコラボをやり、CDにするもの。参加しに葛…

大野写真展司会から自由即興フェスタ

横浜有隣堂本店ギャラリーに大野一雄写真展が巡演。大野慶人さんがトークと舞踏ということで司会。整理券三十枚は開店と同時になくなり、立ち見が数十名取り巻く。この書店は伊勢佐木町の目抜き通り。大野一雄の指人形で登場し、横浜の関わりから話し始めて…