2008-01-01から1年間の記事一覧

明日24日はスペカラでコラボ

音と身体表現のコラボ 最初二組出て最後は観客も自由に 西武新宿新井薬師駅南口からスーパー丸正を目指してきた途中右側、新井薬師はりきゅう院の地下です よろしくどうぞ。みなさん最後一緒に踊り、奏でませう 志賀信夫 ★3セット目は観客も入れるセッショ…

邦千谷出版記念とヨシダヨシエ

邦千谷さんの本『凛として、花として-舞踊の前衛-邦千谷の世界』(アトリエサード刊)がようやく完成し、西船橋のホームの一室でささやかに出版記念パフォーマンスなどを行った。集まったのは弟子十数名で、美術評論家ヨシダヨシエさんが駆けつけた。九十六…

ティッツィアーナ・ロンゴ

ボローニャ大学から大野一雄舞踏研究所に来て数年間学ぶティッツィアーナ・ロンゴが研究所で二度目の公演を行った フリーダ・カーロ的イメージと舞踏は比較的合うのだが、そこに美術パフォーマンス的発想とイタリア伝統ダンスなどを重ねているところは面白い…

来週木曜は新宿でライブです7.17

みなさん17日いかがでしょう。十日遅れの七夕です 3バンド出演。ぼくらは八時すぎに出ます。―千曲川ナイト―。ドリンク二杯付 Night of Chikuma River Delfino nero get up Impulse 千曲川出演します。歌舞伎町ど真ん中のライブハウスです 今回はDelfino nero…

富岡様 祝!平凡!復活!

中野北口裏のラーメン屋、平凡が復活しました 前の平凡はシンプルな塩に柚子が隠し味、でも戦後すぐあたりからやっていそうな、地味だけど好きな店 今回は名前だけ受け継いだ新しい店。でも塩のちぢれ麺など、少し継承した感じです。菊の花びらやチャーシュ…

ねねむ@浅草、旗野恵美@青山円形

★ねねむは陽茂弥が主宰するグループ。陽は鈴木ユキオや矢内原の舞台に出ている。井出実、板垣あすかなど多くのダンサー、出演者や楽隊の生演奏などで、陽の人望と企画力がよくわかる。全体に群舞を振付けた部分が多く、敢えてそうする意欲を買う。後は振付け…

町田久美、頭士真砂樹、金森穣

★美学校ギグメンタ2008「一過性であるがゆえに」で室伏鴻との組み合わせだった町田久美は、ドイツの個展に続き、日本橋西村画廊と高崎市タワー美術館で個展中。初めて見た者も引き込む大画面のシンプルかつ奇妙な世界は、アートトップ誌でも特集中 ★頭士真砂…

仲野泰生展@巷房

仲野は岡本太郎美術館学芸員。この前まで川崎市民ミュージアムで唐ゼミ公演などを手懸けた その心象風景はたくさんの女性の切り抜きを集めたノートに表れている。絵巻で描く胎児と私も興味深い 銀座一丁目奥野ビルの三階と地下で五日まで 銀座1-9-8 03-3567-…

トヨタアワード速報?

一昨日発表なので速報じゃないけど、時代を担う振付家賞には鈴木ユキオ、ネクステージ特別賞とオーディエンス賞にKENTARO!!、オーディエンス賞にきたまりが決まった。みなさんおめでとうございます 受賞者に花を。時期なので雨に映える紫陽花をどうぞ 志賀信…

「群々」は新しい世界を作れるか

ガラスごしに下を見つめる観客。そこでは白い服を着た男女が転がり倒れ重なり叫ぶ。動物園か水族館の生き物を眺める感覚で舞台はいつしか始まる。やがて観客は舞台に導かれ、光のスポットが示す数ヶ所で、彼らの動きを間近に見る。時には、「○さん死んでいる…

初期型は初期型

カワムラアツノリの初期型を最初に見たのは数年前の東京コンペ。脇に掌をあてパフパフ音を出すシンプルなネタをダンスパフォーマンスにし、神村恵などが出演していた。カワムラアツノリの作品はそういったシンプルなものと、これでもかと盛り込む作品の両極…

BUGEL KOAR、和栗、室伏、邦千谷

★フランスから来た音楽グループBUGEL KOARは男女のユニット。ボーカルのマルトは艶やかな声かつ音程も確かで非常に上手く、バンドネオンなどのフィリップも独特なメロディでバッキング。ブルターニュ地方でブルトン語だからちっとも聞き取れないけど、先にど…

田楽祭・6/22@日比谷小音楽堂

★音楽、ダンス、パフォーマンスの祭。日比谷公園で1000から1500まで無料で開催 ★今度の日曜日一時過ぎから出演します。舞踏、パフォーマンスなどたくさん出ます。黒田オサム、花上直人など伝説的年長組パフォーマーも。天気がよければお散歩がてらどうぞ 詳…

薬師寺、武藤容子、板垣あすか

★薬師寺展最終日に駆け込み。でも八時まででゆっくり。混雑を避け久しぶりに常設をゆっくりと見たなかの十六面観音像が写真。仏像の豊かなフォルムに女性と男性が入り混じる。仏像は美術としてももちろん魅力的だ。 薬師寺展は展示数は少なく、工夫で見せる…

三田村美土里展

コドモノヒ、バンド練習の後、ギターの吉本裕美子と日暮里まで オジサンオバサンの賑わいのなか、路地を抜けてギャラリーに辿り着く 屋根の上に動物のあるこのヒグレ・ギャラリーでは前にパフォーマンスを見た 今回は公開制作。その前には朝食を作るプログラ…

イメージフォーラム・フェス

新宿パークタワーホールでイメージフォーラム・フェスティバルが開催されている。国内外の実験映像作家の作品がたっぷり見られる。 2日に見た万城目純の作品はなくなるバンクアートNYKの廃墟的空間の花のインスタレーションの中で相良ゆみが踊るもの。逆光に…

入江比呂の家@鎌倉

美術評論家の門田秀雄は92年に亡くなった美術家入江比呂の家を二年に一度、ゴールデンウィークに美術館として公開している 入江の作品は金属と白セメントで顔や体を作るオブジェ。一見ユーモラスだが、よく見ると拷問具「鉄の乙女」をモチーフにしたり、死者…

舞踏新人シリーズ。MSAコレクション

★中野・テルプシコールの舞踏新人シリーズも36回。今回は大野慶人に師事する牧野博、元将軍の入江平ら三人が一日一人づつ。五月の九から十一日だ。 山崎広太を始め、いま活躍するダンサー、舞踏家たちが最初のソロなどに挑戦してきた。 批評界の長老合田成男…

新宿の蔦屋

南新宿裏には山谷のような簡易宿泊所がいくつかあるのはほとんど知られていない。そこの元ユースホステルらしいが、蔦の絡まるとかアイビーといった優雅さは微塵もなく、廃墟の匂いが漂う。ある意味での裏新宿 4-B

ファビアン、セトロビアン・ノア

バレエ ノアは高崎で瀬山紀子が主宰するバレエ団。今回ファビアン・プリオヴィエ振付けによる舞台が埼玉芸術劇場で行なわれたが、素晴らしかった ファビアンはラララ・ヒューマンステップスを経てピナ・バウシュの元で七年活躍したダンサー。ジョセフ・ナジ…

ゆっぴ、川俣正、大岩オスカール

★ダンサーゆっぴのグループ、ぺくのお花見会は葉桜の元、カホンとダンスで盛り上がった。ベリーダンサーも含めて十五人くらいかな。暗いからあまり人がわからなかったけど楽しかったなあ。グリッシーニにクリームチーズ、アンチョビペーストなどツマミの趣味…

サスポータス、斎藤、マヌーリ

★いやあまさに最高の時間を過ごしました。 斎藤徹のコントラバスにオリヴィエ・マヌーリのバンドネオン、ジャン・サスポータスのダンス。そこに小林裕児のライブペインティング、今井和雄のギター、竹内登志子のダンスが絡む。 きっかけは乾千恵の画集『七つ…

一過性であるがゆえに、細江展

★宮田徹也と企画した美学校ギグメンタ2008の「一過性であるがゆえに」が4.5/6の土日行われた 室伏鴻、小林嵯峨、黒田育世、大野慶人ら踊り手も、これまでにない踊りを見せ、町田久美、会田誠、細江英公ら美術家、写真家も、自ら写真を投影する、舞踏家を青く…

赤土類@ギグメンタ2008

美学校40周年企画、ギグメンタ2008が信濃町のアートコンプレックスセンターで4.13迄開催中だが、4日に赤土類がパフォーマンスを行った。 赤土は数十メートルの谷を渡など宙吊りで有名。邦千谷の弟子だ。 今回は櫓を組んで宙吊りに。赤フン姿がりりしく、縄と…

邂逅忌@明治学院大学

椎名麟三追悼の第35回邂逅忌が明治学院大学白金校舎記念館で開かれた 椎名は鉄道員から社会主義、共産主義を経て洗礼を受けたが、その作品は教条的よりも混沌でシュルレアリスム的な飛躍とイメージが魅力の一つだ。『深夜の酒宴』はぜひ読んでほしいが、ある…

竹ノ内淳志、小野由紀子、JETROB

★竹ノ内淳志といえば、ビショップ山田、北方舞踏派の流れから出ているが、関西や海外での活動が中心で、初めて見た。 四十半ばだが削ぎ落とした身体はなかなか魅力的で、時折発する声も違和感ない。十年一緒のパーカッションの女性とのインプロは身体感覚と…

追悼・河林満

★昨日友人の富岡幸一郎に会ったら、河林満の死を告げられた。最初に会ってから二十年近くたつだろうか。当時はよく呑んでいたが、最近は稀だった 『渇水』で芥川賞候補になり、公務員の仕事を捨てて書き、文学に生きようとした。そして二十年。肉体労働の仕…

バレンタイン、明晰の鎖、手柴孝子

★継荷比州吼浪音の在手名は美濃焼の壺に入った苧琥抹茶栗入。神戸の和洋混交菓子で、すこぶる美味 写真のように、深緑の器も趣ある あ 半分食べちまった ★大橋可也は吉祥寺シアターの背後を開けての冒頭。通行人と日常が舞台に混ざり、意図は伝わった。後半…

バレンタインとデルフィーノネロ

★バレンタインチョコを隣人から貰いました 素晴らしい出来です 食べるのがもったいない★昨年末に始動したバンド、デルフィーノ・ネロ、サイトトップ作ってみました。写真入り。見てください http://www.geocities.jp/butohart/DNTOP.htm こちらのブログには…

死の天使?いえ悪魔の血圧は?

ヤン・ファーブルの『死の天使』は期待違わずなかなか過激。キャパ千人以上の埼玉芸術劇場の舞台の上に百五十人の密室的舞台を作り、座布団観客がダンサーを間近で取り囲む。1.2メートル四方、2畳に満たない空間で踊るイヴァナ・ヨゼクはクロアチア生まれ。…