2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

滝田高之IN 東京百鶏@ フリーク

新宿二丁目のライブハウス、ライブフリークで若手舞踏家たちと音楽などの舞台があった。場所は移転してきたピットインと同じビル。確か伊藤キムが照明をやっていたストリップ小屋と同じか隣、という歴史的場所だ 見たのはコーディネーターの山本類、彼は舞踏…

三の丸尚蔵館とプライス・コレクション

いま花鳥図特集として、伊藤若冲の「動植綵絵」30幅を6幅ずつ5期にわたって公開している これはやはりすばらしい。なおかつただです。いかないわけにいかない 全幅は相国寺の宝物殿が立て替え完了したら公開予定らしい でもとりあえず関東の人は、7月まで…

ティッツィアーナ、加藤道行

大野一雄舞踏研究所で、イタリア・ボローニャから来ているティッツィアーナ・ロンゴと加藤道行による舞台があった。フリーダ・カーロをテーマにした前半には圧倒された。よく似ているし、雰囲気がある。緑に赤の豊かな衣裳で、優美さを、白い下着で純粋さを…

クリッパ、武内靖彦、文楽

5月13日はセッションハウスでイスラエルのシアタークリッパのデュオ。オブジェを使ったコラージュのような舞台だが、紐を駆使した多くの仕掛けを二人が操りながらつくる非常に面白い舞台。オルフェウスがテーマで小さい竪琴を使ったり音楽もいい さらにクリ…

ナミコ・プラド・アライ@ ニッチ

メキシコの日系アーティスト、ナミコは現在パリで活躍している。だが作品のモチーフである心臓や赤い色、重さなどにメキシコの匂いを感じさせる。それはフリーダ・カーロなどとも共通する大地の匂いともいうべきものだ。また上下に木のポールをつけてかたシ…

山本萌、慶応大学見参

土方巽最後の弟子の一人、金沢舞踏館主催の山本萌らが、慶応大学日吉に登場した 大野一雄の七年間に続き和栗由紀夫が三年間つとめた新入生歓迎イベントに、金沢から舞踏が舞い降りた。山本と白榊ケイのソロ、デュオをベースにした舞台はコミカルさ、意識の広…

河村悟展、ヘンリーミラー展

河村は詩人で土方巽についての著書もある。品川の啓佑堂ギャラリーでポラロイドによる作品展が開かれている。小さい油絵とも見またごうマチエール、銀色の縁取りは古いフイルムと、あくまでポラ以外の素材を加えずに作ったことは驚き。ここは幻想文学などマ…

境野ひろみ、いい舞踏家だ

シンプルに踊って舞踏を成立させられる舞踏家が少なくなった昨今、境野ひろみは特異な存在だ。 舞台中央に立ち僅かに手先を動かす冒頭でまず引き込まれる。さらに奥の黒台に横たわる姿からゆっくりと頭と手足下半身をもたげる美しさ。笑うと老魔女にも童女に…

池田龍雄VS 富岡雅寛@ZAIM

6日夕、富岡雅寛のカオスモスマシンとともにパフォーマンス『梵天の塔』を行う池田龍雄。鉄球の起こす震えの音が響くなか、静かに真鍮の輪を移動する ZAIMオープニングは今日5月7日まで。関内駅10分、日本大通り駅2分。詳しくはサイトで。横浜 ZAIMで検索を。…

横浜ZAIM オープニング

ハマトリの流れで横浜ZAIMがギャラリーとしてオープンした。4階までの二つの建物と中庭にアートがびっしり。桃色ゲリラ増山麗奈とパフォーマー黒田オサムの部屋やさまざまな作品、インスタレーションの部屋がある。 写真は藍沙ちゃんに隠し授乳する増山麗奈 …

森下洋子、唐ゼミ、必見

森下洋子のジゼル。やはり気品とオーラが伝わる。 装置の懲り方と群舞の衣裳は泰西名画顔負け。わかりやすいドラマツルギーも魅力。 唐十郎の横浜国大講座から生まれた劇団唐ゼミは、もう学生劇団の域ではない。 椎野の魅力も増し、禿、古川の女優陣の充実に…

魔ゼルな

六本木ヒルズ前に発見 名古屋拠点の怪しいパフォーマーがお洒落な街に侵入 いいなあ 志賀信夫