2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

きざはし、天皇、手塚夏子

★7月25日は3公演1展覧会 ★駒場のあごら劇場で水と油のじゅんじゅんとモノクロームサーカスによる公演。特に坂本公成振付『きざはし』は素晴らしい。机の上の女、下の男という設定だが、徹底して上と下が切り離され安易に侵食しないストイックさが、最後の…

鈴木ユキオはやはり必見。愛だよ

★7月24日 トヨタアワード受賞者公演の『言葉の縁』は素晴らしい。前半の争う場面の緊張感。特に安次嶺への黒スプレーの暴虐などのテンションから優しい後半、愛のある場面を作り出す。それをじっと背景に騙し絵となった鹿が見つめ、雪が降る。いやあ美しい。…

うーん

★7月23日 神楽坂ディプラッツはいい意味で登龍門だと実感する ダンスがみたい新人シリーズのオーディエンス賞を獲得した澤田有紀率いるguellの舞台『続きの図』 女性が三人ホリゾントから極めてゆっくりと動いてきて、激しく戻ったりという最初の景は緊張感…

市田京美、東野祥子、深谷正子

★7月20日 PASの市田京美・トーマス夫妻によるドイツダンスワークショップを見る。英語で指導するバーレッスンにバレエ系の受講生がついていくのはさすが。ピナ・バウシュの春の祭典の動き、やはり通常のカウントには収まらない ★井上バレエ、藤井直子のシン…

日食

全景です 志賀信夫

東京で日食撮りました

12時22分雲の晴れ間から 中野です 志賀信夫

東京シティ・志賀、ひめしゃら塾

★7月19日 ★東京シティ・バレエの『ロミオとジュリエット』。腐食させた金属板を配した装置は現代的ながら中世物語にもよく似合い、移動壁や透けて見える照明など、斬新だ。これは演出・振付の挑戦も象徴しており、いずれも成功を収めた。女性たちの存在を立…

満月がなりやまない

★風邪なのにパーティで踊ったら、案の定悪化。病院に行く羽目に。7月14日は一日寝て、ハワードホークスの『フロントページ』を見たら、面白くて止まらない。たぶん後に何度かリメイクされて見たものだが、メチャ面白い。今日も帰ったらホークスと決めた ★7月…

プロペラ

野田秀樹芸術監督就任記念公演としてロンドンから呼んだ男だけの劇団プロペラ。『ベニスの商人』『真夏の夜の夢』を上演。ベニスを見た。 牢獄という設定、男が女を演じ、法学者に化けるなど、ズラシの仕掛けがあちこちにあり、面白い。ユダヤ差別と思えるほ…

群々、村松卓矢、石井かほる

★7月8日d 倉庫で「ダンスがみたい」が始まった 最初の群々(むれ)は、小作品を並べたもの。全員で振り付けるというコンセプトのエスキスといえよう。中で岩渕貞太が振り付けた作品は、関かおりらの顔を隠したキャスパーのような雰囲気に奇妙な動きが目を引…

佐多達枝、徳光加与子

★7月5日 すみだトリフォニーホールで、佐多達枝のバレエ『ヨハネ受難曲』を見る。 バッハを合唱とオルガンベースの管弦楽で聞かせ、その中で島田衣子などのより抜きのダンサーが踊る。特に構成された群舞と歌いつつ踊るコロス、それ以外の合唱隊も演じ動く…

ゼロ次元と石井満隆

★7月4日 朝霞台にてヨシダ・ヨシエに会う。昭和4年生まれ、八十歳のヨシダさんは二十代のとき、丸木夫妻の『原爆の図』を持って全国を展示して回った。そして五十年代からいままで、日本の前衛芸術とともに歩んできた。ヨシダさんの話は面白い ★そして夜…

自由が丘にて

★午前中は華の会で重松清『その日のまえに』を読む。昼は「南部」で味噌つけ麺。味は深いが塩味が濃すぎる。鉄鍋で味噌というのはいい。南部鉄の南部。 せたが屋は繊細との印象あるが、このスープは荒め。煮込みラーメンを重ねたイメージ。でもスープ割りに…

ピナ・バウシュ@Corpus

NOBUO SHIGA

ピナ・バウシュ追悼

ショック まさか まだまだ若い あの舞台がもう見られないのか まだまだ新作見たかった 旧作もピナがいないと、レパートリー上演では、やはり、きっと ドイツ文化会館でパーティの席にいたが、声、かけられなかった 涙出ます。なぜだろう。彼女の作品のみなら…