2005-01-01から1年間の記事一覧

シュールですか

毎年冬の風物詩ですが、ちょっと奇妙な味が。

マルキ・ド・サド ワイン

サド侯爵の名前を冠したワインを頂きました

風倉匠@ギャラリー58

境野ひろみ@ 神楽坂ディプラッツ

境野ひろみは真面目だ。雰囲気、風貌、存在感ともに非常に舞踏的だ。バッハ、クラシックなどで踊ると本当に素晴らしい。だがそのパターンを破ろうと模索している。ただそこで踊りたいイメージをそのまま踊ってはだめだろう。むしろ真逆を考えて作る。それが…

森下真樹はおもしろい@ あごら

森下真樹のダンスショウが始まった。「デビュタント」「コシツ」を含めてどう見せるか、楽しませるかを考えたおもしろい舞台だ。似顔絵プロジェクト?などアイデア満載。ぜひみんな蜜柑をもらおう。いやいや。たぶん明日は楠原竜也のデビュタントももっとこ…

解体社、モリーン@ タナトス6

久しぶりに解体社公演。国際的な活動が多いためか独英豪バーレーンなど多国籍で、歌手の声などそれぞれの個性をどう生かすかを考えた舞台。入国時の質問が広がる映像などわかりやすい素材。多様性は出たが、それをそのまま提示したという印象。持ち前の身体…

ダンスコロキウム、加藤淳

笠井叡が若手女性ダンサー5人を振り付けた。ピエール・ダルド、白井剛に続くダンスコロキウムの3番目の企画。 二世ダンサー、つまり親がダンサーである若手たち。笠井はシューベルトの『冬の旅』を使って美しい舞台を作りあげた。特に笠井の「美学」といえる…

細江英公「抱擁」を語る

原色の七十年代展のトークで小林嵯峨と当時の撮影秘話を語った。写真で黒人に見えるのは玉野黄市だ。ダンスを撮り始めていたことで元藤あき子、土方巽へとつながった。そして入ったばかりの嵯峨らを紹介されてこの傑作ができあがった。

鈴木ユキオ+金魚@ ナカニワ

横浜トリエンナーレのナカニワダンスプロジェクトは、楽の会の清水永子の企画で、優れたダンスが会場の屋内外で繰り広げられたが、27日が最後。 鈴木ユキオ+金魚は洗濯バサミの付いた洗濯干しのオブジェの前で、みな頭に洗濯バサミを付けて遊び、揃ってナカ…

ヨシダヨシエ@ 小林嵯峨フェス

何度も倒れては不死鳥のように蘇る美術批評家のヨシダヨシエが初日に登場、飲むとともにしっかりとしたステップをみせ、余興にラテン語で二曲歌って知性と健在ぶりを見せ、魅了した

小林嵯峨フェス始まる@ ルデコ

渋谷のギャラリー・ルデコで、「原色の七十年代展・舞姫嵯峨+35」が12.4までの予定で始まった 初日のパーティではゼンザイ大輔と妄人文明が音楽と舞踏を披露、鼻と尻、穴に偏執した踊りでインパクトを与えた。 そして小林嵯峨は赤い着流しに黒マスク、蝋燭…

神村が翔んだ

開催中の横浜トリエンナーレのナカニワダンスプロジェクトで、神村恵はナカニワのコンテナ上で踊った。ラジカセを置いてじわっと動きだし、頭をかきむしる、梳き削る。ダンスっぽい動き、音楽に合わせた動きが、音楽を超えて動きそのものと、ダンスの胎動を…

イサムノグチ、アンパンから舞踏

なんでこんなに人が集まるの。イサム・ノグチ展には親子連れからオヤジまでが並ぶ。ヤマギワ電気で買える照明を熱心に見つめるカップル。何年か前に野口米次郎とイサム・ノグチについて書いたときはそうじゃなかった。不思議だ 東京府美術館展のほうがおもし…

池田龍雄トーク@ ギャラリー58

銀座のギャラリー58が美術家池田龍雄の連続トークを行っている。無料で手作りクッキーまでついており、大勢が集まる。 今回は評論家西村智弘が相手役で、映画、演劇、舞踏との関わりを語った。 三島の割腹を聞き演技で死んだと思ったこと、土方の死の舞踏、…

「廃墟憂愁」TH叢書25刊行

石橋蓮司インタビュー サディスティックサーカス ダンス評などを書きました廃墟憂愁―メランコリックな永遠。アトリエサード / 書苑新社(2005/11)Amazonランキング:位Amazonおすすめ度:Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklogクリックして品…

ブックログという本棚

本のブログ、ブックログというのをコウソクさんがやっているので、試してみました とりあえず書いた「TH叢書」などを並べてみました。ISBNを入力すれば、簡単に書影入りの本棚ができるのです。ちょっと面白いです 特に縦の本棚、表紙が見られて、クリックす…

飯村昭彦+冨岡雅寛カオスモス展

★面白いですよ。ぜひどうぞ。見たら向かいのタイ料理屋バーン・キラオで一杯。うーん、昨日は飲み過ぎて電車を寝過ごした飯村昭彦+冨岡雅寛 カオスモス写真展期日:2005年11月15日(火)〜20日(日)12時〜20時 最終日19時まで 会場:ギャラリー・ポルトリ…

シュヴァンク、ギュー、李、レイ

神奈川近美・葉山でシュヴァンク・マイエル、月並みだが彼の発想がよくわかる。チラシにないが11月にも特別上映がある 篠原有司男はまさに鎌倉で爆発。99年に久々のボクシングペインティング見て以来のパワーに圧倒されたあ 李禹煥@横浜美術館は近作中心でい…

ナカニワプロジェクト@ ハマトリ

横浜トリエンナーレが始まったが、中でコンテンポラリーダンスのパフォーマンスが行なわれている。 10.29は手塚夏子、中村久美、たかぎまゆ。さて写真は誰でしょう。 ソロや絡んだりなどが桟橋で海の風を受け、あるいは作品に絡んでと充実した時間だった。 …

大野一雄と金満里@BankART

久しぶりにオープンな場に登場した大野一雄と劇団態變の主宰・舞踊家金満里。大野フェスと美術のオープニングを兼ねたのですごいヒト。昭和40年会の面々なども。3階の展示は必見(NYK) だが今日29日と30日の金満里のソロは舞踏家・ダンサーは見逃せない。表…

卯月妙子の世界展@ ヴァニラ画廊

漫画家として、AV女優、監督、風俗嬢など多彩な卯月の初個展。銀座6丁目に危ないヒトあつまる。 11.12まで www.vanilla-gallery.com 03-5568-1233 18禁

卯月妙子の世界展@ ヴァニラ画廊

漫画家として、AV女優、監督、風俗嬢など多彩な卯月の初個展。銀座6丁目に危ないヒトあつまる。 11.12まで www.vanilla-gallery.com 03-5568-1233 18禁

大野一雄99 歳誕生会

数えで100歳。99歳の誕生日にはイタリア、インドなど各国のダンサーら大勢が集まった。 いつも介護しているうちの二人。左は劇団tsumazuki no ishiの高橋由希、右はダンスグループ、レニ・バッソの野沢英代

黒沢美香@ 慶応大学

美香ダンサーズで踊った平松み紀さん。カワイイ

恋よりどきどき@ 写真美術館-1123

日本のコンテンポラリーダンスを東京都写真美術館が取り上げるという快挙。 コンドルズの展示はメチャ楽しい。ニブロールはアートっぽいし、珍しいキノコ舞踊団は幼稚園のようで遊べる。 さらに舞台、レクチャアなど色々。こんな展示もありまあす。 詳しくは…

エマーソン@厚生年金

キースというとリチャード、ムーンあるいはジャレット、鍵盤系ではティペットとなるが、やはりELPだ。ハモンドにまたがり、ナイフを刺すインパクト、タルカスのパワー。だが展覧会の絵を知らしめた功績は大きい。

ダイトウノウケン写真展@美蕾樹

元藤あき子さんを始め舞踏家たちを撮り続けている。渋谷駅からすぐのギャラリー(3463-8477)。小林嵯峨、目黒大路らが踊り、細江英公のトークもイベント予約問合せ(5707-6605)。舞踏批評サイトに案内頁あります。

葉っぱ

青島左門の作品。青田石を削り、一枚の葉と全く同じ姿に仕上げた。葉脈の緻密さ、独特の透明感、石とは思えない繊細な傑作だ。 父三郎はフィンランドでの個展などで日本ではあまり知られないが、才能ある画家だ

青島左門展@上野

大野一雄の稽古場で出あった彼は、二年半かけて一つの彫刻作品を仕上げ、芸大裏の市田邸で展示した

赤土類@東高円寺・パラグローブ

環七沿いのビル地下で11のアーティストが入れ替わりエレメンタリズムという展覧会(〜10.31.3315-6950)。ここで赤土類の展覧会とパフォーマンス(〜9.30) 木の皮を剥ぎ、いとおしむように、静かに登っていった。