町田久美、頭士真砂樹、金森穣

美学校ギグメンタ2008「一過性であるがゆえに」で室伏鴻との組み合わせだった町田久美は、ドイツの個展に続き、日本橋西村画廊高崎市タワー美術館で個展中。初めて見た者も引き込む大画面のシンプルかつ奇妙な世界は、アートトップ誌でも特集中
★頭士真砂樹はテルプシコール舞踏新人シリーズで最初に見たが、今回は写真展を京橋のPUNCTUMで開いている。古いレンズでなかなか味のある絵画的世界を作った6日まで。京橋1-6-6、5250-5001
★金森穣のNOISMは新しい世界に挑戦。『人形の家』は黒子がダンサーを動かす前半から、後半、井関佐和子の激しいソロへと盛り上がる。ただHRカオスの『春の祭典』の白河直子のようなノリで、人形とのつながりはいま一つ。最近の金森の舞台はダンサーが人形のように見えていたので、それを逆手にとった挑戦のように思った
★写真は頭士の作品
志賀信夫4-B