邂逅忌@明治学院大学

椎名麟三追悼の第35回邂逅忌が明治学院大学白金校舎記念館で開かれた
椎名は鉄道員から社会主義共産主義を経て洗礼を受けたが、その作品は教条的よりも混沌でシュルレアリスム的な飛躍とイメージが魅力の一つだ。『深夜の酒宴』はぜひ読んでほしいが、ある種のユーモアとともに戯曲も魅力がある
3月28日は毎年参加しているが、今回は富岡幸一郎の『椎名麟三カール・バルト』。キリストの復活論が椎名によると生でも死でもある点がおもしろい。これは少し考えたい
さらに牛山茂の『木賃宿』の朗読。プロの役者はここまですごいかと圧倒された。写真はその場面
『懲役人の告発』が好きだったため、参加して少しずつ読むが、椎名麟三はおもしろいよ
この会で出会った脚本家の津川泉さんが、実はいま本を作っている邦千谷のパフォーマンス、『駒場アンソロジー』にかって参加していたりと奇遇。
今回来ていた作家難波田節子さんの文学大賞昨『晩秋の客』もよんでみよう
志賀信夫4-B