大辻清司、ブラハ、エテロトビア

・写真家大辻清司は実験工房、タケミヤ画廊、美術家とのコラボでも知られるが、舞踏家も撮影している
松とう美術館で16日までの個展では、さらにさまざまな仕事を示しおり、いかに芸術的に優れた写真家かがよくわかる


・道を下りブンカムラでプラハ美術館展。ブリューゲルとルーデンスの名にひかれたが、傑作はなし、模写まで展示とは。がっかりだ

・横浜ザイムでエテロトビア。小金井アートランド7周年で舞台のインプロが一人から始まり増え続けて最後は50人が舞台に
踊り、動きは全体にそれぞれ面白い
多彩な人がこれだけ集まるイベントは希有だし、次々登場する人が何をやるか、が楽しい。いい企画でした
ただ他の音をきかない音の人が一人でもいると、全体が息苦しくなる。自戒を含め。同じことを叫び続ける人も耳障り。目立ちたい、受けたいだけじゃダメ。個々は面白いことやっても伝わらないなあ。必死で弾いている音が全く聞こえない
何度かブレイクをコントロールする人がほしいな

写真は原撫松『老婆』
志賀信夫