太麺堂@高田馬場

またラーメンです。今回はレア系。12月30日までの限定開店だから。博多の有名なラーメン劇場玄瑛が、頑張っている麺屋、浅草開花楼とタッグを組んだため、ラーメン好きは食べ逃せない。開花楼の麺はあちこち食べているが、玄瑛はテレビで何度か見て、博多に行ったら絶対と思っていた。
日清からカップ麺が出る記念キャンペーンらしいが、こういう企画はとりあえず歓迎。
久しぶりの馬場口交差点には麺屋さくら、三ツ矢堂製麺所、山岡家などが並ぶ。開店前に四十人以上の行列。十七席だから三クールぶんすでにいる。
太ラーメンの一種類に卵と肉増しの追加メニュー。ラーメン800円だけど、太宣言すると650円。カードに太っ腹などと書いて置いておくと、面白ければ店員さんが話し掛けてくる。これもアイデアだなあ
傾奇者と名付けられた麺は確かに太いが食べにくいほどでなく、するする入る。片側が白く、これが実に上質なトンコツ塩スープ。反対には複雑な味の香味油がかかる。早めに混ぜずにまず白い方をしっかり味わうほうがいい。トッピングも豪華。玉葱スライス、細かいマグロのおかか、針辛子、南瓜二枚、そしてとろとろの豚軟骨肉二個。コラーゲンだあ。どれも実にいい。全体にハイレベル。上の海老や貝の油に胡麻油が入っているためか、やや後にのこるが、太麺、食べごたえの面からやはりこれで。玄瑛は生卵飯も有名なので卵も頼んだが、これはまあ普通かなあ。これはやはり800円レベル。まあできれば後は極太麺を出してほしい。期間限定だが九時までやってるから、馬場に来たら再チャレンジもありだ
志賀信夫