ケベック、人間史、大橋可也、他

★9月26日
ケベック州政府が六本木ヒルズにレジデンススペースをつくり、披露パーティ。大臣も来てなかなか盛況。いまケベック映画祭も開催中。フランス語圏で以前にそういう本を作ったので、そのつながりもある
・江古田の日芸で加藤みや子・山野博大によるダンス人間史の講座、午前は国吉和子の海外に出た日本人舞踊家たたち、午後は米井澄江、武藤大祐とともにポストモダンダンス。最後の数十分しか出られずに残念
・大橋可也の新作。舞台上を取り巻く観客席はハードな動き、繊細な感覚をリアルに感じさせる。生音の日だったが、舞台を壊さないバランスで、かつリアルに作用した。基本的な人のモチーフは同様だが、よりシャープに洗練されてきた。
イメージフォーラムトリエンナーレのダンスフィルム。ドイツ表現主義とあっては、舞踏関係者は外せないはずだが。ヴィグマン、クロイツベルク、パルッカのダンスは興味深い。また生ダンカン映像も短いが価値がある
★写真は五反田・アリエッタのカウンター
志賀信夫