オトダマフリ

成田護の音と踊り?には何度か接している。成田はこの企画を定期的に武蔵小金井アートランドで展開している。毎回ゲストとともに追求する姿勢はなかなか。今回は舞踏の井上みちるが踊った。最初は20分程成田のソロ。胸に付けた鉄琴の音、残響を身振りで変えると、音はまさに波であることが、実感される。さらに筒の回転の音など、なかなか巧み。ただ、もう一つテンションもほしい。
次に井上みちるが蓑虫のように登場。その場面は長い。そこから繭が開くように出てくる場面が見どころ。立って自由に踊るときには、動きはまだ定まらないが、それでも壁に片足を付く場面はなかなか。
後半成田が登場して絡む場面は、成田がもっと動かないといい。だが、成田の音楽できれいにまとまった

★写真は新潟帰りのパーキングエリアで買った干し桃。干柿はあるけど、珍しいのでお土産にした。これは意外とおいしいのでお薦め
志賀信夫