ポかリン、絵金@高知、のあ吉

月初めの土曜は高知県立美術館で、ポかリン記憶舎のアフタートーク。水に浮かぶ城のような美術館でシャガール、奧谷博を見る。そして水のある回廊から始まる和服美女空間。小劇場の名花たちがたゆたい、歩む。合わせる息に、観客も共震する。幻想性に今回少し物語性が加わった。できれば東京でも上演をと思う
東に20キロの絵金蔵で絵金を見る。屏風に描かれた歌舞伎の残酷絵で有名。若冲ブームなどで影が薄まったが、こちらも鮮烈に美しい
夜は鰹の塩叩き、ウツボ叩きに屋台ラーメン、高知最高
背脂のあを知っているだろうか。渋谷のトンコツの名店だった。これが神保町に移って、のあ吉、なんと豚カツ屋になった。トンコツファンはトンカツファン。ランチサービスに訪れた。開店記念で惣菜食べ放題、コーヒー付きで千円。肉入りポテサラやらキムチ、ラッキョウ、ヒジキなどどれも旨いが、トンカツが圧巻。三センチ近い厚さの迫力ロース。普通の三倍近い。ゆっくりと中まで火を通してあり、噛みごたえ抜群。カリっと揚がった衣は剥がれがちだが、肉旨い。豚汁にラーメン時代の名残を感じつつ、腹一杯で歩くのもふうふう状態だった
書泉グランデ向かいで夜はいろいろ料理があるので、次は夜に
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