マグサレの魅力、ダンチョウテー

小林嵯峨、宮下省死、成瀬信彦。アクのある三人が三者三様、悪くいえばバラバラになるかと思いきや、なんとも素晴らしい。久しぶりに舞踏の混沌、おどろおどろしさ、馬鹿馬鹿しさ、気持ち悪さが満杯。インバクト抜群で、まさに暗黒舞踏。ゴムで宙吊り、ミイラ状の嵯峨に始まり、成瀬と宮下がくっついたシャム双生児が圧巻。高野聖もうまく絡み密度のある舞台を構成した。ソロパートなどで若干のダレはあるものの、はっきりいってかなりいい舞台。石川雷太の生音もまさにぴったり。久しぶりに舞踏らしいパワーを感じた。
打ち上げ参加者の多さも成功を物語っていたろう
帰りに本八幡で気になっていたダンチョウテーに。魚出汁に濃い醤油味のラーメン。生臭さは煮干しのみならず魚からとった出汁のせい。醤油にはちとキツイがたぶん味噌ならバランスがいいかも。日本蕎麦風の麺や缶詰ツマミ200円など、いい戦略。鮭味噌つけ麺などいい工夫か。焦がしたチャーシューもいい
写真はそばのレトロ?なマンガ喫茶。うーんシブイ。初版が貸本モードであったりして。そういえばネギシ読書会はどうなったんだろう。タン焼きにはならないにしても
志賀信夫