即興シアター『カバレット』

南北線王子神谷の劇場、シアターバビロンの流れのほとりにてで、舞台。杉田丈作、井上みちるの舞踏に加藤啓の人形、美術、千野秀一の音楽。混沌をエンターテイメントにしようという試みだが、千野がいい。携帯レコードプレーヤーの導入からシンセ、生音の増幅なども素晴らしいが、さらに影でエロティックなバフォーマンス、アコーディオンを弾きつつ倒れるなど、多彩かつ楽しい
打ち上げは前から気になっていた台湾料理金貴。汚いが台湾人のかみさんの家庭料理。すぐにつきだしで茄子煮、豆腐煮、鮭、ナッツなどと韓国モード。肉団子、春雨、辛い肉屋菜ラーメンなど、どれも旨い。十人入れば一杯の店に二十人。杉田の誕生日が翌日ということで盛り上がる。
写真は下から照明の宇野敦子、井上、加藤啓、右に千野、杉田
志賀信夫