人・形(ヒトガタ)展@ 丸善 OAZO

人形作家からフィギュアまで三十九名の作品が集まった。四谷シモンの弟子もいれば独自の活動をする人も多い。今回『TH』でインタビューした井桁裕子による舞踏家最上和子の人形は屍体のようなインパクト、新作の赤ちゃん二つも可愛いながら見事なディテールから奇妙さが立ち上る。ほかにも作家、著名人人形の石塚公昭やフィギアの竹谷隆之など、なかなか見応えがある。十日まで。東京駅丸ノ内北口すぐ。オープニングでは四谷シモンが挨拶、若手作家にエールを送った。
写真は現代美術のように美しい千駄木・毛家麺店の坦々麺