篠原有司男VS松蔭浩之、会田誠

ギャラリーナディフで篠原展「毒ガエルの復讐」、松蔭とのトーク。篠原はボクシングペインティングで知られる。実は高校時代彼の『前衛の道』を読んでネオダダとその時代、ハプニングにひかれた。虹色に輝くその本がこのたび復刻され、会田らとの対談集も刊行された。
トークは松蔭(左)が、芸大コンプレックスで挑発、よかちん踊りネタなどで笑いをとる。篠原(右)は生来のストレートで語り、挑発を受け付けず、篠原のストレート勝ち。だが、松蔭もギャルアーティスト、会田(中)などの飛び道具で場外乱闘に持ち込もうとするなど、エンターテイメント性を追求したいい試合だった。
展覧会は50年前のドローイング、そのスピード感は凄い。そして今回制作した大作などで10月9日まで
志賀信夫