斎藤マコト、村田志穂子、キミホ

携帯からでタイトル短く失礼します

1.30金曜
●初台のライブハウスでゼロ次元に首くくりたく象、南阿豆、飯田晃一が加わり首吊り全裸乱舞の舞台。加藤好弘節も炸裂。さらに灰野敬二の音が素晴らしく昇天せり
1.31土曜
●沼袋のオルガンジャズクラブで、岡佐和香、清水一登の企画に博美、バイオリン太田惠資のゲスト。清水とバイオリンの即興の絡みが素晴らしい。こういうのを聞くと、ライブをするのが躊躇われる
●夜は四谷コア石響で斎藤マコトのメトロノーム十二個によるコンサート、吉本大輔、荒木志水がゲスト。客入れから横たわる吉本の裸身は見事な存在感。荒木は当初遠慮がちだが、後半積極的に絡み、見せた
2.1日曜
●渋谷ギャラリールデコで村田志穂子の『イヒリスムス』。バロック古楽に芝居のような意味ありげな動きとポーズ。形を作ることに楽しさを見いだしているが、観客にそれ以上のものを感じさせるのは難しい。しかし果敢な試みなのでぜひこの形で続けてほしい
●夜は青山円形劇場でキミホ・ハルバート『ホワイトフィールド』。最初のライブペインティングをこの劇場に合って効果的に生かした見事な舞台。個々のダンスも見応えがあり盛り上がった。前の世田谷パブリックより着実に進歩しているキミホ、今後に期待したい。
使う曲がアルヴォぺルトやゴールドベルクその他、ダンス公演に頻出するものなので工夫が必要だ。それでもとても魅力的な舞台で、西田祐子、大貫勇輔が気になった
●写真は沼袋駅前の公衆トイレ。アールデコ
志賀信夫