手塚夏子、御之道似奎@pit 北/区

自分の身体と動きを丹念かつ真摯に追求する手塚。妊娠中の舞台を吉祥寺で見たが、今度は生まれた赤んぼとの舞台。三畳のゴザに小さい茶ぶ台、浮き輪やおもちゃ、ウクレレなどが散らばり、TシャツGパンの手塚が子どもと遊びつつダンスに入る
面白かったのは、踊っているとまだ立てない赤んぼが茶ぶ台を倒したり危険になり、手塚の気が散るところ。かばいながら踊る姿は他では見られない
御之道は箱を背負うこだわりがよかったが、並べたのは意味付け。河合の音もよく上の階を使うなど自在だったが、盛り込み過ぎで長く身体性が薄れたか