『鼓の家』と相田洋

NHKドキュメンタリー『鼓の家』を見た。38年前父と娘の『親子鼓』、約20年前の『三人鼓』に続く番組で素晴らしかった。
最後に流れた制作者に驚いた。相田洋。もうリタイヤし、なおも作り続けていた。
『電子立国日本の自叙伝』も本になる傑作だったが、南米移住船に乗り込み取材し、その後10年、20年、3十数年と、移住者を追い続けた『乗船名簿』には数年前に感動した。
こういう人がいる日本のテレビ界は捨てたもんじゃない。つうかマジ凄い。その取材時点でリタイヤしていたのは相田さんだけでなくカメラマンたちもだった。